変革者としてのデヴィル達

終わりなき神話 構想メモ(ボツ)

『終わりなき神話』を知らない人の為に

まず初めに『終わりなき神話』は、投稿サイト小説家になろう様、カクヨム様、星空文庫様で連載させてもらっている作品です。

SF要素を基盤にしながらも、ジャンルに縛られないオールジャンルの物語を目指した小説を中心に、SNSやYouTubeなど様々な媒体を使って世界を拡張し、神話体系として構築しているプロジェクトでもあります。

本作には、入れたかったけれど最終的に入れられなかった要素が数多く存在します。

そこでこのシリーズでは、構想メモとしてボツとなった案、物語に入らなかったアイデアを書いていきたいと思います。

思考した瞬間、考えた刹那、忘れられた可能性、形にならなかった可能性——それらすべては**「内包バース」**という世界として存在しています。

人の思考、考え、可能性、そして非可能性さえも、すべて宇宙になる。

忘れられたもの、形にならなかったものも、どこかで宇宙として存在しているのかもしれません。

ここに書かれるボツ案も、どこかの宇宙では実際に起きている物語なのかもしれません。


あらすじ

『終わりなき神話』は、あらゆる次元と時間を巻き込む神とデヴィルの永遠の戦いを描いた壮大なSFファンタジー叙事詩です。

物語は、両親に見捨てられた少年メシア・クライストと、教会の娘マリア・プリーストが、突如「デヴィルズチルドレン」と呼ばれるデヴィルの軍勢に襲われるところから始まります。

マリアは、メシアの両親が所属する対デヴィル科学組織**「ソロモン」に連れ去られ、世界の因果秩序を司る究極の兵器「コア」**へと変貌します。

「すべての救世主」の宿命を背負ったメシアは、自分を守る10人の守護者**『繭の楯』**と共に戦うことになります。

彼らの前に立ちはだかるのは、メシアの命を狙う存在**「咎人の果実」**。

メシアのために命を落としていく人々を目の当たりにしながら、彼は苦悩し、救世主として成長していきます。

この物語は、メシア・クライストを中心とした巨大な世界構造の中で、神々やデヴィルという概念を超えた存在との共闘と戦いを描く物語です。


ボツ案

神々とデヴィルの初期設定

物語の初期構想では、神々と悪魔が戦う世界を描こうとしていました。

この時点では、現在のように「デヴィル」という呼び方ではなく、一般的な「悪魔」として考えていました。

まず神々の設定としては、保守的な存在として構築していました。

秩序を守り、正義を守り、生命を守る存在としてキャラクター化していたのです。

それに対して悪魔側は、単なる悪ではなく、革新・革命・変化を求める存在として考えていました。

常に現状を壊し、新しいものへと進もうとするキャラクターたちです。

しかし、この設定には違和感が生まれました。

このままでは悪魔たちは「悪」ではなく、変革者や革命者、あるいは新しい道を模索する探究者のような存在になってしまいます。

それは本来描こうとしていた構図とは少し違うものでした。

そのため、この設定はボツにしました。

ただし、この時に考えた「変革者としての存在」という発想自体は捨てていません。

その要素を持った別のキャラクターはすでに構想しているため、いずれ物語の中に登場すると思います。

現在の設定では、デヴィル達は単なる存在ではなく、悪意そのものの概念として再構築されています。

そしてその存在は、オムニバース群の外側に位置するものとなっています。


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